フジイさんの想い出――スケベジジイの哀歌――

――ん?大丈夫か?――

その人が入って来た時の第一印象だ。

その人は入り口の壁に手をついて、もぞもぞと靴を脱ごうとしていた。
スタッフが慌てて手を貸している。

そこから席までも時折壁に手を着きながら席までの短い距離をゆっくりと・・・本当にゆっくりと歩いてきた。

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最近、同世代の方とお話をしていた時のこと、その方は既に、身内と呼べるような人間もいず、悠々自適な生活を送りながらも、言葉の端々から「もう年だし女は諦めた」的な発言が多々見受けられる方だった。
そこで私はふいに、フジイさんのことを思い出したのだ。

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――小さなおじいさん――
人生の大先輩であり、ましてやお客様である方に対して持って良い感想ではない。

――フジイです――。
その方は少し聞き取りにくい小さな声でぼそぼそとそう名乗った。

見えづらいだろうと申し訳ない気持ちになりながらアンケート用紙にご記入いただく。
お名前などの達筆な字が目を引くが、「好きなプレイ」欄の「緊縛」に○が付いているのは見逃さなかった。

その後、私は一人の女性を縛ったあと、フジイさんの席にご挨拶にいき、そこでようやくお話が出来た。
「縛りがお好きなんですか?」
「ええ、まぁ・・・」
「何年くらいなさってるんですか?」
「んー・・・まぁざっと50年くらいかなぁ・・・」

50年!

緊縛歴50年!

半世紀だよ。半世紀!
(30前後からだったそうで、後で分かったところだと、実は60年近い)

当時の私はまだ40代(後半)、御年84才(88だったかもw)を迎えられるフジイさんは、私が生きてきた年数よりも長く縛っているってことだ。

「昔はねぇ・・・」
フジイさんによると。
昔は今に比べてもっともっと、ずっとずっと、そんなことを話せる人はいなかったそうだ(当たり前ですよね?)。
そんな時代、フジイさんは何かの本で見た緊縛の絵や写真に取り憑かれた。
だが、オーラルセックスでさえ変態扱いをされていた時代、周りに縛らせてくれる女性などいるはずもなく、見つける手段さえなかった。

「そこでね、キャバレーに通って仲良くなったホステスにね、頼むんですよ。少しお小遣いをあげてね。もちろん、ちょっと仲良くなったくらいでお願いなんて出来ないよ。けど、何度か食事に行って、少しずつ仲良くなって、お互いのプライベートの話なんかも出来るようになった人の中でも、この人ならって人にだけね」
そういう話を恥ずかしそうに・・・、いや、何ならガキのころの非行歴でも告白するかのような様子で話してくれた。

聞けば誰にも習ったことがある訳もなく、絵や写真以外は誰の縛りも見たことがない。
そんなものが普通に見れる場所があることも習える場があることも、そのお年になられるまで知る由もなかったというのだ。

もちろん、世にSMショーというモノがあるらしい。くらいのことはご存じだったそうだが、そんなものは特別な旦那衆やよほどの好事家が行くモノで、自分のような一般人が出入り出来るなんて想像すらしなかったという。

「へぇ~・・・自分から? あんな若い綺麗なお嬢さんが・・・」
まして、今目の前で見たような、自らの意思で縛られたい(わざわざ金を払って縛られに来る)女性がこの世にいることなど、現物を見た今でも信じられないという。

そこから、フジイさんは月に一度くらいのペースでアルカ東京に来てくれるようになった。

そこで、人生の大大大先輩が、私に縄を分けて欲しいと言い、私に縛りを教えて欲しいと言う。

脚を悪くされ、どこかを支えていないと独りで立っていることも困難な老人が、それでもなお「女を縛りたい」と願う。

それは滑稽なことですか?

それとも、こんなものはただの醜い妄執ですか?

私は、死ぬまで“”でありたいと願い続けるその姿に、今でも強く強く憧れています。

その後フジイさんは半年ほど来られなくなり、久しぶりにお顔を見せてくださった時に、暫く脚が更に悪化して立てなくなっていたんだと仰っていました。

「堂山さん。あのね。あの後ね、堂山さんに教えて貰った縛りをね、したんですよ。キャバレーの馴染みの娘だけどね。またいつものようにちょっと小遣いあげてね。 やっぱり良いよねぇ。縛られた女はねぇ。なんか、堂山さんに教えて貰った通りにやったら、女のヤツもいつもよりもちょっと良さげでね。こう、恥ずかしそうにしやがって・・・」

その時のフジイさんの、少年のように無邪気な笑顔を、きっと私は生涯忘れることが出来ません。

全くの我流で、恐らくは50年以上もの間、年に何度もない緊縛の機会を大切に、一縄一縄、本でも見ながら「あーでもない、こーでもない」と縛って来られたであろうフジイさんは、上下の胸縄だけとはいえ、恐らく生まれて初めて自信たっぷりに縛ることが出来たんではないかと思い、私は本当にこの人に出会えた奇跡に感謝をしました。

こんなことがあるから、SMバーはやめられない。

女が死ぬまで女であり続けるように、男だって死ぬまで男でいて良いんです。

フジイさんには、残念ながらその後一度もお会いすることが出来ていません。
きっと脚が限界でもう出歩けなくなってしまわれたのではないかと推察しますが、せめてお達者でいてくれればと願うばかりです。
そして私は、いくら周りからみっともないと笑われるようなことがあろうとも、フジイさんのように、死ぬまで女の前で格好良くありたいと願う“男”でありたい。

フジイさん
貴方にご注文いただいた縄は、今でも大切に保管していますよ。

世の全てのスケベジジイに幸あれ。

男は良いよね?

※今回は女性に対して少し厳しいことを書きます。
批判的な言葉に耐性の無い方はバックボタンを押すか、十分に覚悟してからお読みください。

 

時折聞く悩みに、女性の年齢に関することがあります。

「男は良いよねぇ。いくつになっても相手を探せるから」

確かに、男性に比べて女性の方が加齢に対するマイナス要素が大きいことは否めません。
が、そこに腹を立ててみても仕方が無いので、対策を考えようというお話です。

「若い女の子はそれだけでチヤホヤされて・・・」
ちょっと待ってください。
貴方も昔それを経験してきていますよね?
ひょっとすると、昔は大して苦労しなくて済んだけど、今はそのころより少し苦労が必要なだけではありませんか?

 

貴女は男性が若い頃から女性を得るためにどれだけ苦労してきているか知っていますか?

確かに女性も目当ての男性を得るためには相当苦労をしてきたとは思いますが、男性はどれだけ水準を下げても・・・って話なんですよ(一部のイケメンを除いて)

更に。
「男性はいくつになっても」と仰いますが・・・。
おっさんが何の苦労もしないで女性をゲット出来ているとでも思っていますか?

身嗜みや体型に気をつけて、清潔さを保ち、イマドキを学び、多少なりとお金を使って、会話を工夫し、自分の話ばかりすることなく、相手の話を聞き、また持ち上げ、ターゲットだけじゃなく周りにも気を遣い、それでも「おっさんキモい!」とフラれて傷付く確率の方が多いことを覚悟して自ら話し掛ける
(お金を沢山使えば上記の限りではない)

これと同じだけのことをしている女性が言うなら、“まだ”分かります。

貴女はどれだけのことをやっていますか?

仮に「そこまでして欲しくない!」と言う人は、「男は良いわね」などと言う資格はないと思いますよ。

が!

男性1割
女性7割

これ何の数字か分かりますか?

ナンパの成功確率だそうです。

しかも、男性から声を掛けた時、1割成功すれば結構なイケメンさんだそうです。
けど、女性から声を掛けた時は、平均して7割程度の成功率を誇るそうですよ。

もちろん、路上などで女性から声など掛けたら、私だったら何かの営業だと思い余計に警戒しますから、バーなどの飲み屋で・・となるでしょうね。

もう一度聞きます。
貴女はやることをちゃんとやっていますか?

当然、これはワンナイトラブ的なお話なので、貴女が望んでいる関係性とは違うかもしれません。
が、そこに発展するためには、まず貴女から積極的に話しかけてみることも大切なのではないでしょうか?
とはいえ、もちろん、若い女の子に比べて、多少の努力は必要です。

・・・ので、ここで、おっさんの苦労に当てはめて、妙齢の女性がすべき努力を見てみましょう。

身嗜みや体型に気をつけて、清潔さを保ち、イマドキを学び、少しだけ(多少なりと)お金を使って、会話を工夫し、自分の話ばかりすることなく、相手の話を聞き、また持ち上げ、ターゲットだけじゃなく周りにも気を遣い、それでも(「おっさんキモい!」)「ごめんね」とフラれて傷付く(確率の方が多いことを)こともあると覚悟して自ら話し掛ける。
(お金を沢山使えば上記の限りでないのは女性も同じです

打ち消し線を読んで比べてください。
これでも男が羨ましいですか?

この程度のことをすれば大きく変わるんですよ?

「けど、自分から声なんて掛けられないし・・・」

もちろん、そのままで良いなら、それも良いでしょう。

ですが、お相手が欲しいなら・・・文句を言うくらいなら、もう一度考えてみましょう。

まだまだ諦めるのは早すぎませんか?

ここで、もう一花咲かせませんか?

頑張れ日本の熟女たち。

※不倫などを推奨している訳ではありませんのであしからず。
※写真はフリー素材からいただいてきました

【再録】緊縛事故について

昨今、緊縛事故についての書き込みをみる機会がとても多くなりました。
確かに、一昔前までは「事故してやっと一人前」などという方もいたし、現在の「事故に気を付けよう」という風潮はとても素晴らしいことだと思います。

そこで、受け手、縛り手共に、お互いのためにも、緊縛事故と緊縛について、私なりに簡単にまとめてみました。

1)事故は誰にでも起こりうること
よく緊縛を車の運転に例える方がいるように、いくら気を付けていても事故が起きる時は起きます。
毎年、雪の季節になると大型バスの転落事故のニュースを目にすることがあるように、「ベテランだから」「プロだから」安心などということはありません。
「10年以上縛ってるけど、緊縛事故なんて起こしたことない」という人は、それまでがツイていただけであり、明日“その日”がやってくるかも知れないということを、常に自覚されるべきであろうと思っています。

「私たちは、抜き身の包丁でチャンバラごっこを楽しんでいるんだ」ということを、どうか忘れないでいただきたい。

1枚の写真を見てどうこう仰る方がいますが、仮に、医者に「先生、この写真の時、この人は神経圧迫から麻痺を起こしたんですが、この写真から何が悪かったのか教えてください」と聞いたら、まともな医者ならこう答えるはずです。
「んー…縄なんかで人を吊り上げようとしているところかな?」と。

事故は誰でも起こり得ます
自動車教習所で「ここで習えば絶対に事故なんか起こさない」などと謳っているところがあったとしたら、私は絶対そこには通いたくないです。

だからこそ、その可能性を少しでも少なくするために、いくつかの提案をしていきたいと思います。

2)人体の構造に興味を持つ
筋肉のつき方、神経や血管の通り方などについての知識を得る。
今はネットなどでいくらでも神経図などは簡単に手に入ります。

ただし、それはあくまでも1例に過ぎず、神経や血管の走り方、筋肉の着き方などは人ぞれぞれであり、素人が図解を見ただけで分かったつもりになることはとても怖いことであるということも同時に自覚しておきましょう。
だからと言って、何も知らないでは、地図を持たずに知らない土地で目的地を探すようなもので、考察のしようもありません。
ですから、最低限の知識を仕入れた上で、それでも謙虚に慎重に物事を考えるのが正解であると考えます。

3)人に教えて貰ったことを鵜吞みにしない
「プロの〇〇先生に教えて貰ったから間違いない」という錯覚。
まず第一に、教えて貰ったことを100%理解出来ている保障がないという最低限のことがあります。
どこの講習会であれ、「〇〇級合格」は、事故らないという免罪符ではあり得ないということも自覚していてください。
そして、縛りが分かっている人ほど、自分にだって事故は起こりうるんだということを自覚しているということも忘れないでください。

4)小さな違和感を無視しない
魔が差す」という言葉があります。
人は誰しも、この魔が差すという瞬間があります。

「少しズレているような気がするけど、このくらい大丈夫だろう」
「何か違うような気がするんだけど、このくらい大丈夫だろう」

この、「このくらい大丈夫だろう」が大きな事故に繋がることがあります。
これは、貴方に「合格」を出したセンセイにも当てはまること。
いくら厳しいセンセイでも、「このくらい大丈夫だろう」と思ってしまうことがあります。
また、「何か月も通ってくれてるんだから」と、つい情から魔が差して合格させてしまうことだってあるでしょう。

いくら、これでもか! と気を付けていても魔が差してしまうことは誰にでもあるんだということを理解してください。

その上で、常に謙虚に相手の反応に注視しましょう。
受け手さんが性的に感じているのか、痛みや違和感を感じているのかの判断は本当に難しく、完全に見極めることは不可能だと思います(痛みを与えることが悪いとは言っていません。大丈夫な痛みなのかどうなのかの判断が難しいという意味です)。
ですが、そこに縛り手が違和感を感じる瞬間というものもあり、「本当に大丈夫なのか?」と、確認する作業は習慣づけておいた方が良いでしょう。

そして万が一の時も車の運転と同じです。
相手が大丈夫だと言っても「病院なりに連れていく」。もしくは、「共に経過を見守る」。くらいのことは最低限シミュレートしておくべきです。

ハネムーンシンドローム」と呼ばれる怪我はご存じですか?
腕枕をしているだけで、下垂手になって半年ペンが持てなくなったなどという事例があります。
半年は稀な例だとしても、腕枕で下垂手は決して珍しい例ではありません。
これは、自分で自分に腕枕をしていてさえ起こり得る程度のものなのです。
緊縛のことを言えないなら、腕枕だと言い訳は成り立ちます。
知っておいて損はないと思います。

5)止める勇気
これまでは、よく言われていることのお浚い的なことばかりを言ってきましたが、ここからが本題です。

人の行動は自己保存本能で形成されていると言っても過言ではありません。
仕事でも勉強でも対人関係でも、「やらない」「出来ない」「仕方ない」ことの「言い訳」はいくらでも出てきますよね。

対人関係などは、ほとんどの場合、相手が悪いものと昔から決まっています。

つまり、それくらい人間は自己保存本能からくる保身に長けているということです。

かっこよく見られたい。
良い人でいたい。

これらも同じです。

人は、自分にも他人にも簡単に嘘をつける生き物であり、多くの場合、嘘をついていることにすら気付いていません。

「面倒だから違和感を無視」し、「〇〇センセイが言っていたから大丈夫だと思った」んです。

縛り手であるなら、誰でもかっこよく縛りたいと思います。
自分が思うように縄を操って、受け手さんを思うがままにあはんあはん言わせたいのです。
いくら謙虚にものを話す人でも、これが0だという人はいません。
流石に昨今では少なくなってきましたが、受け手さんがギブアップをすれば「Mじゃない」となじり、物足りないと言えば「初めて縛る人だから」と言い訳をする。
同じ人物がです。

けど、これはそれを言った人を責めている訳ではなく、人は誰しもそう感じてしまうことがあるということを言いたい訳です。

そして、どちらかを選ばなければいけないのだとしたら、ここは勇気を持って「物足りない」と思われる方、つまりは勝負をしない方を選んで欲しいと言うことです。
その後で「〇〇さんの縄はグイグイ責めてきて凄く良かった」と他人を褒める言葉を聞くはめになっても、相手に言い訳するのではなく、自分の中だけで、完全な自信を持てない相手に対して勝負をしなかった自分の勇気を称えましょう

そして次には受け手さんです。
事故は縛り手さんだけの責任ではありません。

人に「物足りない」と思われることを覚悟で止めることに、どれだけ勇気がいるのかを知っていてください。

つまり、受け手さんも勇気を持ってギブアップしてください。ということです。

確かに、どこまでが大丈夫なのかは分かりづらいと思います。
こんな“有名な人”に、私のような“素人”がモノを言うのは凄く勇気がいることでしょう。
また、ギブアップをすることで「もう縛ってくれないんじゃないか?」「お前なんかMじゃないと思われるんじゃないか?」という恐怖はなくならないでしょう。

ですが、大丈夫な痛みなのか、大丈夫な違和感なのか?
貴方に分からないものが縛り手に分かるはずがないのです。

縛り手は神ではありません。
良い縛り手なら貴方の状況を常に想像はしていても、完全に把握することなど決して出来ないのです。

私は縛り手に「物足りない」と思われても止める勇気を持てと言いました。
ならば、受け手さんも同じく「物足りない」と思われてもギブアップをする勇気を持つべきだとは思いませんか?
その違和感が大丈夫なのかどうなのか、知る努力を惜しむべきではないと思いませんか?

「前回、これくらいの反応だったから今回も大丈夫だと思った」と縛り手が言い訳をすれば、貴方はどう感じますか?

緊縛事故はお互いにとっての不幸です。
それをきっかけに縄を受けられなくなる人もいれば、縄を持てなくなる人もいるんです。
今の快楽に身を任せてしまって、一人の縛り手から縄を奪ってしまうという可能性を無視すべきではないと思いませんか?

私たちは、抜き身の包丁だと自覚した上で、それでもチャンバラごっこを止めることが出来ない愚か者の集団です。
それくらい、性癖というものは捨てがたいものなんです。

ならばせめて、その楽しいチャンバラごっこを少しでも安全に長く続けられるように、双方努力を惜しむことのないようにしたいものです。

皆さんが素敵な緊縛ライフをおくられますように。

SMバー店主の 今まで見てきた「本当に“モテる男”“モテない男”」 ~プロのS男性による講習会では教えられないお話~

こんばんは。
今日は、縛った女は数知れず、何人もの女を同時に抱えてる、いわゆる“多頭飼い”の堂山鉄心による、S男性に読んで欲しい…
いや、本当は読んで欲しくないんだけど、それでもやっぱり読んでいて欲しい、縛った女の数よりも多くの失敗を繰り返して学んだ堂山鉄心のモテ講座です。

タイトルにもある通り、S男性に向けて書く訳ですから、対象はM女性。
※とはいえ、Mに限らず、女性全般に対して概ね当て嵌まることが多いです。

兵法によると、敵を知り、己を知ることさえ出来れば百戦危うからずだそうです。

そう。
敵…ではありませんが、対象である女性のことをまずは知りましょう。

先日、私の経営するバーARCADIA東京にて、「M女のカラ騒ぎ」というイベントを行いました。
実はこの企画は2回目なんですが、今回も出て来る出て来る。
S男性に対する耳を塞ぎたくような不平不満w

が、ここで耳を塞いでいては進歩がありません。
女性に対抗して「そんなこと言ったらお前らだって…」と返したんでは一生平行線のまま、決して交わり合うことはないでしょう。

ということで、ここは男らしく言いたいことをグっと堪えて、真摯に耳を傾けてください。
モテるために。

ということで、今回の内容です。

・【ただしイケメンに限る?】
・【清潔感のススメ】
・【見栄を張ろう】
・【誠実に勝る技術なし】
・【焦らしてやろう】
・【最後に】

【ただしイケメンに限る?】
もうとっくに使い古されてカビの生えたような言い回しですが、女性の好みのプレイや態度は全てこの「ただしイケメンに限る」が前提にあると思ってください。
※この場合のイケメンとは、一般的なジャニ系に限らず、それぞれの女性にとっての…という意味を含みます。

つまり、
「突然「俺のモノになれ」とか言われたら死んじゃう!」
とか、「踏まれるの好き」とか「首絞められたい」とか「壁ドン」とか「顎クイ」とか「髪の毛持って引きずり回されたい」とか…

全て前提として「ただしイケメンに限る」というフレーズが省略されているのだということを知っておいてください。
※上記のような女性の好みが聞こえたからといって、即実行に移したりしたらただのイタイ人扱いされてしまうだけです。

※「俺イケメンだから超分かるー」という方はここでバックボタンを押してください。
ここから先は貴方には関係ありません。
これからもその顔でじゃんじゃかモテまくりの人生を送ってください。

ですが、「俺はイケメンじゃないから無理なの?」という方。
実は、ここからが本題です。

イケメンでなくてもM女さんをゲットするため…
つまり貴方が特定の人達にとってのイケメンになるための、ちゃんと味のあるモテ講座を始めましょう。

【清潔感のススメ】
これはもう基本中の基本。
というより、最低限のことです。
もちろん、バーや縄会に行く場合、多くの人にとっては仕事帰りになってしまうことが多いでしょう。
仕事によっては汗もかきます。
スーツだってクタクタになってしまっているかもしれません。
それは仕方のないことです。
とはいえ、バーのスタッフならまだしも、お客さんの立場である女性からすれば、そんなことは知ったこっちゃない訳です。

穴の空いた靴下など論外。
そんな格好で口説かれて嬉しい女性など皆無です。
※気付いた時点で笑い話にしてしまって、慌てたフリしてその場でコンビニに買いにでも行けばそれは+にもなり得ます。

ですが、何も高い服を着ろと言っている訳ではありません。
汗を掻くなら、タオルと着替えを1枚用意すれば済むだけの話。
アルカ東京ならトイレに置いていますが、なければコンビニで消臭グッズくらい買ってきてください。
※因みに、アルカ東京にこれを置きだしたのはM女さんからの苦情がきっかけです。

こんな簡単なこともしないで、「仕事帰りなんだから仕方ない」を、貴方と同じようにお客さんであるM女性が受け入れてくれると思いますか?
何も言われてないから気にしていないとでも思っていますか?

女性という生き物は、こと清潔感という部分においては、男性の想像を絶するレベルで敏感なものだと思っていた方が良いです。
制汗シートやスプレー、口臭予防のグッズなど安いものだし、どこででも手に入る品物ですから、この程度のことをしないで、縄の技術もヘッタクレもないということくらいは知っておいてください。

【見栄を張ろう】
カラ騒ぎで、ケチは駄目だという話が出ました。
もちろんケチの定義は人それぞれですが、ある女性などは、付き合っていた男性が縄を覚えたいと言ったので、知っている講習会を紹介しようとしたら、「金を払ってまで覚えたくない」と言われたそうです。
たかだか講習会代で。

上の例は極端だし、人それぞれの価値観があるので細かいことは何とも言えません。
確かに世は割り勘時代だそうですし、昔のように何でも男が出すのが当たり前とまでは言いませんが、せめて自分から誘った食事代やホテル代くらいは出しましょうよ。
※特に高い食事などは必要ありませんし、お互いの関係性が出来ているならその限りではありませんが。
その程度のことも出来ないで、俺様はS男性だから言うことを聞きなさいでは流石に苦しくないですか?

【誠実に勝る技術なし】
嘘はいけません。
これは貴方の全人格を否定されてしまいます。
幸いにして、SMの世界というのは一般社会に比べて、私のような“多頭飼い”などという頭のおかしいクズに対しても寛大なところがあります。
これは一般社会においては考えられないことです。
※それくらいM女性というのは本来寛容な人達です。

とはいえ、クズにもクズなりの誠実さが求められます。
同じ多頭でも、後から知った場合は「騙された!」となるのが常。
「聞かれなかったから言わなかっただけ」は決して通用しません。

また、一件のバーや縄会で悪評が立ったら次の店…などと甘いことをお考えなら、それも止められた方が良いです。
M女ネットワークは光よりも早く伝わり、たとえ名前を変えていたとしても、コナンよりも的確に貴方であることを言い当ててしまうことでしょう。

そしてそのことは、めったなことでは貴方の耳にまで届きません。
※届いたころには手遅れだったりします。
「バレてない」などと高を括っていたら痛い目に遭います。
最近、M女さんウケが悪いとお嘆きの貴方。
胸に手を当てて、ようく考えてみてください。

もちろん貴方にも言い分はあるでしょう。
ですが、それがM女さんたちの耳に届かないことも理解出来ますよね?

たとえ目の前の獲物を逃してしまうことになっても、SMという大海原に散らばった数多のM女さんたちに総スカンを食らうことのないよう、誠実に振る舞ってください。

【焦らしてやろう】
一番多く聞く話が、
「いきなり踏んでこられた」
「いきなり上から話掛けてくる」

これは、SM云々より以前の、人としてのマナーの問題です。

考えたら分かりますよね?
誰かがその子を踏んでいたとしても、たとえ偉そうに話していたとしても、それはその人達の関係性があっての話です。
※付き合ってるとかだけではなく、親しいだけであってもそういうこともあり、決まった定義はありません。
まだ何の関係性も出来ていないのに、貴方がS、女性がMだというだけで従順に振る舞ってくれる訳がないことくらいは理解出来ていますよね?

受け手は必ず相手を選びます。
確固たる確信なしにS様ぶってると裏で何を言われてるか分かりませんよ。
これはSMにおける基本中の基本ですから、自分は分かってると奢ることなく、何度も何度も頭に叩き込んで、自分に言い聞かせておいてください。

「断ってる(濁してる)のに、しつこく誘われた」
これも本当に多く聞きます。
女性が返事を濁している場合は概ね断られているんだと理解してください。

「縛ろうか?」
「もう一件行こうよ」
「駅まで送るよ」

時には、はっきり断っても「心配だから」と言って着いてこられたなどという例もあります。

何も言わず、意中の女性が帰る時、タイミングを合わせて一緒に帰ろうとすることも同じです。
たまたま同じタイミングで帰らなきゃいけない時でも、少しズラして帰るくらいのジェントリーさを発揮してください。
S男性なら、そういうことがあっても対処出来るくらい時間に余裕を持って行動しましょう。

因みにSNSでのしつこいメッセージもよく聞きます。
これもネットストーカー扱いを受けるので注意してください。

「嫌ならもっとはっきりと断れば良い」
これは男性側の理屈です。
女性コミュニティーというのは肯定文化です。
彼女たちは、その場で相手を拒否したり非難したりすることが、男性が思っている以上に苦手です。

押して押して成功した例もあるでしょう。
ですが、これは街のナンパとは違うんです。
1の成功のために100の失敗を重ねる余裕がありますか?
100の失敗から出た噂話を撥ねのけて、次の1の成功を勝ち取る自信がおありですか?
しかも、その度に女性は、「○○さんに会いたくないから、あの店(縄会)に行きたくない」となってしまうんです。
一度断られたら、遠慮してるとか恥ずかしがってるだとか前向きに考え過ぎるのではなく、素直に引いてください。
SNSのメッセージやラインの返信が遅いとか素っ気ないとかの場合も同じです。
女性は行間を読む能力に長けていて、相手にもそれを求めてきます。

万が一自分の思い違いで、押しが足りずにその女性が残念に思ってしまった場合、これはチャンスを逃した訳ではありません
次回以降、必ずといって良いほどチャンスが回ってきます。

何故なら、多くのM女性は焦らされることが大好きだからです。
その場で何とかしょうとせず、焦らしプレイをしてるつもりになって次回を楽しみにするくらいの余裕を持ちましょう
※女性のいう「その場ではっきり断ったのに…」とは、「いえ、悪いから遠慮しておきます」程度であることもあります。
それを「そんなん気にせんでええって」と続けた結果、完全に空気の読めないイタイ人になってることがあるということを知っておいてください。

【最後に】
多くの場合、SMバーや縄会などでは、M女さんはM女らしくいたいんです。
しおらしく、あまり関係のないS男性でも、本人が不快でない限りは出来れば立ててあげたいとさえ思っているんです。
外の世界では色んなしがらみや利害関係が絡むため、したいと思ってても中々出来ないからこそ、そういう場では自分の理想の女性像を演じていたいんです。

ですが、この世界ですら、そういう(女性側からすれば)理不尽で不快な思いをしたりすると、結果その女性はどんどん心を開けなくなったり、最悪その場所から消えていくしかありません。

まれに、凄く生意気そうなM女さんに会ったことはありませんか?
それは私たちS男性が作ってしまった可能性が低くありません。

つまり、上記のような行動は貴方自身の首を絞めていることになるんです。
どうせ絞めるならM女さんの首にしたいと思いませんか?

北風と太陽の話を思い出してください。
一見生意気そうなM女さんでも、それを力でねじ伏せようとしては駄目です。
彼女は体に纏った鎧をどんどん硬く冷たく凍らせていくことでしょう。
そんな時は、温かく包みこんで(物理的な意味ではなく、対応などの話です)、冷たく凍った心をゆっくりと時間を掛けて優しく溶かしてあげてください。
※溶かしてあげた後はお好きにどうぞ。

みんながもう一度、上記のようなことを真摯に捉え、紳士的に振る舞うことが出来る場所には必ずM女さんたちが集まります。
彼女たちが安心してM女らしく振る舞うことが出来る場所を作ってあげることで、結果貴方たちが得をするのです。

「Sは食わねど高楊枝」
S男性ならば、M女さんを追いかけるのではなく、M女さんに追いかけさせてあげましょう
その場の性欲や無駄なプライドなどに負けず、紳士的な振る舞いを心がけて、M女さんたちが安心して来られる場=M女性天国=S男性天国を作っていきましょう。

そしてそれを誰よりも率先して行える人こそ、最強の「イケメンS男性」になることは間違いありません。

みなさんに素敵なSMライフが訪れますように。

堂山鉄心

 

どうしても前向きになれない貴女へ

真っ暗な部屋に間接照明。

自分の部屋をこうして一日を過ごしている女性、多くないですか?

人によっては、間接照明や置き型の薄暗い照明以外、必要ないと思って蛍光灯も付けないままのお部屋もありますよね?

確かに、ちょっとお洒落で落ち着きますよね?

実はここに落とし穴があります。

何故落ち着くんですか?
暗いということは夜だと認識するからです。
夜は寝る時間です。
希に周囲を警戒することはあっても、積極的に前向きな行動など取れないんです。

そんなことねーだろ!

信じられませんか?

部屋の壁を真っ赤に塗っただけで人は怒りやすくなるって聞いたことありませんか?
また、壁を真っ黄色にしただけで、人は狂ってしまえるって。

人間とは動物です。
それも、我々が思っている以上に、本能に突き動かされている動物なんです。

今すぐ電気を点けましょう。

貴女の落ち込みやすい性格も、怠惰な生活習慣も、運動嫌いも、準備不足も、忘れっぽい性格も、睡眠障害も、遅刻癖も、全て、たったこれだけのことで改善される可能性があります。

全部は治らなくても、どれか一つでも改善されれば儲けものじゃないですか?

少なくとも、今よりは確実に前向きに物事を捉えられるようになります
これだけは保証します。

さぁ、今すぐ電気を点けましょう!

目瞑り緊縛

最近、10年ぶりくらいに、目を瞑って後手をやる、いわゆる目隠し(目瞑り)緊縛に嵌まっている。

元々後手に関しては自分で完璧に納得などしたことなどほとんどないんですよ。
(これが長年講習会を拒んできた理由。始めちゃってるけどw)
時に納得の後手が出来たとしても、それがずっと続いていないうちは、“出来た”のではなく“出来てしまっただけ”。

魚釣りで言えば、“何か分からないけどあの辺に投げてたら釣れちゃった”ってヤツ。

話を戻すと、今やっているのは目を瞑ってのタイムアタック。
これだけを聞くと、ショーパフォーマンスの向上くらいにしか思えないかもしれないけど、意図は全く違う。

 

今は練習だと言って付き合って貰ってるけど、練習での目標は、目を瞑っていることもタイムアタックをしていることも受け手さんに悟られないレベル

ベタベタ体を触りながら確認していくのでは意味がないし、バタバタと大慌てで縛っても意味がない。

最終的な目標は、譜面から目を離さず優雅に弾きこなすピアニストのような緊縛。

 

っとその前に、何故これを始めようかと思ったかについても話さなければですね。

最初に書いた通り、後手に関しては満足などほとんどしたことがないので、常にレベルアップは考えている訳です。
そしてそれは、大抵の場合、手順の変更であったり、小さなマイナーチェンジであったりする訳ですが、そこでふと、基本に立ち返ってみた。

 

「てっちゃん、モノ縛ってんねやないんやから…」

縄を持ち始めたころ、蒼月さんに私の縛りを見て貰ったことがあるのだが、その時に言って貰った一言は生涯忘れることはないだろう。

※人をモノ扱いすることは大好きなんだけど、今はそういう話じゃないことをご理解くださいw

 

私自身、ずっと人に言い続けてきたことなのだが、良い縛りというのは、どれだけ相手を見ていられるかで決まる(写真のための縛りやショーのための縛りは除く)。
相手から伝わる小さな情報を一つでも多くキャッチし、その情報を如何に処理していくか。
それは次の一手に関わるとても重要なファクター。
そのためには、縄目なんか見ている暇はない! のです。
だから私は基本的に、いつも相手のうなじ辺りを中心に、腕や脚の小さな動きを見ているつもりでいたんだけど、最近気がつけば縄目を追っている自分がいたりすることに気づいた。

これは、マイナーチェンジを繰り返してきた結果、いつの間にか縄のテンションや留めの正確さに比重が多く掛かってしまっていたためだと思われる。

もちろん、これらのことは、事故や意図せぬ不快感を防ぐためにはとても重要なファクターであることは言うまでもない。
ただ、そのために、もっと重要なことが疎かになっていたのでは意味が無い。
(事故しないことが目的なら縛らなければ良い。絶対に事故りません)

ということで、縄目から視線や意識を切り離すために、10何年かぶりに、目瞑り緊縛を再開することにしたのである。

 

そして何度かやってみたところ、面白いことが分かってきた。
10何年か前にやってた時には見えていなかったことが、今は沢山見えるようになってきたということだ。

前回やっていたころは、ただ縄目を視線で追わずに縛れるようになりたいだけ(相手を見るためという目的は同じ)だったので、筋肉や骨の位置をベタベタと何度も触って確認しながら縛っていたのだが、それでは意識は自分の指先にしか向いていないということ(現在もこれに近い状態)。
縄のテンションは目を開けているより瞑って触っていた方が分かりやすいこともあるということ。
(これを指先から意識を離しながら確認するという難題にぶつかっていますw が、要は確認の必要なんかなくなるほど上手なってもうたらええっちゅー訳やね)

それともう一つ。
視覚から入ってくる情報は余りにも多くて気づきにくいんだけど(これは上のテンションの話も同じですね)、声や大きな身じろぎなどの分かりやすいものばかりではなく、筋肉の小さな痙攣(ピクってやつね)や、息を呑む様、ほんの小さな下半身の動きなど、相手から情報は沢山届いているということ。
(これが目を瞑っていると、こんなにも多いんだと気づいた)

 

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ここで敢えて脱線するんですが、声というのは非常に厄介な情報です。
つまり、気持ち良い時の声と、ただ痛い時の声と、痛いけど気持ち良い時の声と、痛いけどもっと頑張りたい時の声などを正確に判断出来る人など絶対にいないということです。
(他にも、くすぐったいとか、むず痒いとか色々ありますね)

ところが、目を瞑ってみて分かったのは、その小さな違いに、普段よりは気づきやすいということ。
(違いが分かってくるだけで、それが上記のどれに当て嵌まるのかまではまだ判断出来ていません)

もちろん、私も全てを完璧に理解することなど不可能だと思います。
特に初めて縛った人など、分かる訳もないですから。
ですが、今までよりは、その違いを分かるようになり、当初想定外だったことも含め、これはとても有効な手段であると思い至りました。

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再び話を戻しますが、それくらい目を瞑って縛る(縛ってみる)ということは有益であると考えます。

タイムアタックについては、自分なりの目標タイムはあるものの、そこに拘ってはいません。
これは、如何にスムーズに無駄な動きを省くかということのためだけにやっていることなので、誰より早いとか、何分切ったから俺すげー!とはなりません。
強いていうなら、ゆっくり縛られるのと、モタモタ縛られるのでは受け手の受ける印象(特に不安感)が大違いなことから、今よりもっとスムーズさを増すためだけのものです。
喩えていうなら、気がついたら縛られ終わっていた。という状態。
これは相手のスイッチを入れてしまえば良いだけの話だと言われてしまいそうですが、そういうことではなく、受け手本人も気づかないレベルの小さなもまで含め、全くストレスを与えること無く縛り終えることが出来るようになりたい(やるかどうかは別)ということです。
ここを説明するのはとても難しいんですが、一言で言えば、気づけばいつの間にか脱がされた! を、縛りで出来るようになりたいのです。

つまりどういうことかというと、相手の服を脱がす行為に喩えると、相手のスイッチを強引に入れることで出来る“いつの間にか”は、言わばレイプ紛いに服を破り捨てるようなもの。
相手は危機感や恐怖心から時間感覚を失い、“いつの間にか”裸になっているかもしれません。
もちろんSMですから、そういう感じの縛りももちろんありだと思います。

が、“それしか出来ない”は嫌な訳です。

で、私が今やりたいことは、ノーマルさん達wの言う、“いつの間にか”。
緩やかな川の流れのようにというか、やはり喩えるなら上級のピアニストの優雅な演奏のように…が一番しっくりきます(ちょっと喩えがかっこ良すぎるけどw)

ですが、そもそも縛るということは何であるのか?
意識すべきところはどこであるのか?

優れたクラシック奏者は譜面を忠実に再現することこそ目的なので、基本的に譜面から全く目を離しません。
指が覚えているから大丈夫などとは言わず、演奏中でも絶えず譜面から新たな何かを得、作曲者の意図を更に深く読み取ろうと意識を集中します。
優れたロックアーティストはお客さんを楽しませる、または何らかのメッセージを伝えたかったりするので、基本的にはお客さんの反応に意識を向けます。

では、縛り手はどこに意識を向けるべきなのでしょう?
縄目や自分の指先などでないことは明白です。

久しぶりにやってみて、これはとても有効であると確信したので、多くの方に実践して貰えればと願っています。